金沢区の自然 | ||||||
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1.金沢区の現状 | ||||||
金沢区は、南北、中央に市街地と住宅地。東側は海岸を埋め立てた工場地帯と海岸、東京湾になります。西側には、円海山、自然観察の森、鎌倉・六国峠、逗子・池子の森に連なる山並みがあります。これらの山々が源流となり、宮川・侍従川が流れ平潟湾に注いでいます。 西側の山並みは、三浦半島の鷹取山、大楠山、武山へと緑のベルトが連なります。 大まかな金沢区の状態は一番下の「略図」を御覧ください。 |
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2.海岸の特徴 | ||||||
金沢区の海岸も、埋め立ての結果、多くの自然海岸が失われました。幸いなことに野島海岸は横浜市で唯一残った自然海岸です。その隣には、海の公園という人工海岸があります。海水浴がまだ出来るということは、恵まれた環境なのかもしれません。 一般的には、野島の自然海岸に多くの方々の関心が集中しています。自然海岸も重要ですが、野鳥にやってくる渡り鳥達に、最も重要な干潟が、野島公園と夏島町の工場地帯との間にある野島水路です。水深の浅い水路は、アサリだけでなく、生き物が豊富で、渡り鳥達が立ち寄る重要な中継地になっています。もちろん、平潟湾の水質浄化に大きな役割を果たしている干潟です。 |
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3.探鳥地の特徴 | ||||||
探鳥地をよく見ると、ほとんどが公園として、指定・整備されたところばかりです。キーワードは水(海・川・池)と緑(林・森)です。西側の自然観察の森は、金沢自然の森等に緑のベルトでつながっています。 これに対して、外の探鳥地は、それぞれ独立した探鳥地ですが、必ず緑地が隣接しています。 野鳥は空を飛ぶことが出来るから問題は少ないとはいえ、やはり緑のベルトがつながったところの方が、鳥の種類も鳥の数も多いのことも事実です。 下の「金沢区略図」で見ると、緑地が散在している事が分かります。野鳥にとっても、外の動物にとっても、緑のベルトがつながっていることは、死活問題です。 |
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4.少しずつつ進む自然破壊 | ||||||
部分的に散在している、緑地に少しずつマンション建設が進んでいます。 又、やっと維持されていた、西側の山と森の連なりが再び破壊されつつあります。 2004年六浦霊園の建設。2005年池子米軍住宅建設計画により、横浜市から三浦半島に連なる、山と森の緑のベルトが分断されつつあります。 六浦霊園の造成では、小さな沢に居た川とんぼ、沢蟹がブルトーザーによりつぶされました。同時にアカゲラの餌場の林が伐採、つぶされました。開発行為は、大小にかかわらず自然を破壊します。 池子の森は、米軍管理地のためフェンスで囲まれており、どんな生き物がいるか、私たちには分かりません。柵の外から見ている範囲では、チョウゲンボウ、ノスリ、キジが餌をあさっています。これらの野鳥が餌場を失い、もう見ることが出来なくなるのは残念です。 |
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